日本催眠学会理事長・中島亨先生のご推薦により、十寺智子が日本催眠学会の評議員となることが、2017年2月24日に開催された日本催眠学会臨時役員会にて正式に承認されました。ご推薦および承認に感謝申し上げるとともに、気持ちを新たに今後とも催眠療法の普及と発展に尽力したいと存じます。
催眠療法はまだまだ誤解の多い心理療法です。アメリカでは精神科医が大学等で学ぶ科目のひとつであるのに
対して、日本ではまだ学びの戸が開かれていません。催眠術と混同され、まるでセラピストがクライアントを操るかのように思われたり、あるいは単なる暗示療法のような限られた手法しかないように思っていらっしゃる方も多いようです。
そうした誤解を解くためには、学会での研究発表、研究論文の発表は欠かせないものだと思っています。これからも催眠療法の先生方、医師、臨床心理士の先生方と連携を取りながら、積極的に発表していきたいと思っています。
それにはクライアントの皆様のご協力が欠かせません。より多くの方が健康に、生き生きと毎日を過ごしていただけるように技術と知識に磨きをかけてまいりますので、引き続きご協力をお願いいたします。